7/17中日ドラゴンズに続き、7/22読売巨人の自力優勝が消えました。セリーグは3連覇を目指す、広島カープが独走し始め、マジックナンバー点滅が最短27日です。広島カープの強さはチームホームラン数とOPSで0.900以上Aランク選手が丸・鈴木誠也・会澤、バティスタ(未規定打席)と4選手もいる強力打線で、セリーグではDeNAがこれに続きますが、控えの層は弱い。セリーグ規定打席に達しているOPS Aランク選手は6人しかおらず、内2人は広島カープ丸・鈴木選手。規定打席には達していませんが、会澤・バティスタ選手が0.900以上で続きます。特に、スーパールーキー中村奨成捕手加入により、正捕手を脅かされている会澤捕手、守備では盗塁阻止率・配球と課題を抱えていますが、OPS 0.957と打撃では超一流で覚醒の感があります。それにしても、期待外れなのが、マツダスタジアムで昨年来から勝てない読売巨人。今年巨人が優勝を広島カープに譲れば、4年連続V逸は2002-06年以来、就任から3年連続V逸も王貞治監督の1984-86年以来で、ともに球団ワーストに並びます。大金を使った大型補強も実らないし、三顧の礼で迎えた高橋監督の去就も、ストーブリーグの話題になりそうです。
以下抜粋コピー
打者はいかに得点に貢献出来るかで評価されるべきという考えは、ビル・ジェームズが、得点の多い方が勝つという野球のルールにおいて、攻撃のランキングが常に打率順で掲載されていることに疑問を感じていた所からスタートしました。
ビル・ジェームズは、ディック・クレイマーやピート・パーマーと一緒に新しい打者の評価を決める指標としてOPSを考えました。
OPSは得点との相関関係を表すのに向いた指標であり、この数字が高い打者程、得点機会を作る能力が高いとされます。
OPSは、出塁率と長打率の和で求める事が出来ます。出塁率は、安打、四球、死球などで塁に出る能力を表す指標であり、長打率は、2塁打、3塁打、本塁打など長打を打つ能力を表す指標となります。
OPSの計算方法はすごく簡単に求める事が出来ますが、この計算によってはじき出された数値に対する評価はどうなのでしょうか?
ビル・ジェームズは数値に対する評価として、以下のようにランク付けをしました。
ランク | 評価 | OPS |
A | 素晴らしい | 0.900以上 |
B | 非常に良い | 0.8334~0.8999 |
C | 良い | 0.7667~0.8333 |
D | 並 | 0.7000~0.7666 |
E | 平均以下 | 0.6334~0.6999 |
F | 悪い | 0.5667~0.6333 |
G | 非常に良い悪い | 0.56666以下 |