今日は御大師様が綜芸種智院式をお作りになった日です . . . 本文を読む
真言宗伝来相承のこと問。真言宗は一代教主釈迦如来も秘していまだ説示したまふことなかりつる無上最上秘密内証の教門にて、釈尊よりも位尊き自性法身大毘盧遮那如来の説なりと承れり。且つ又自性法身の境界は生死の人の所見に非ずと承れり。然らば其の教門何たる謂れにて此世界へは相伝れることにて侍るぞや。答。楞伽経の中に釈尊の懸記なされし如く (入楞伽経に 「如來滅世後 誰持爲我説 如來滅度後 未來當有人 大慧汝諦 . . . 本文を読む
続史愚抄弘安六年(1283)十二月十五日条
「十五日 内裏ニ於テ 月食御読経ヲ行フ」
月食は当時不吉なものとされていました。吾妻鑑でも「寛喜元1229年五月十五日、
雨降終日不休止。子刻属晴。月蝕正現。御祈。薬師護摩(大進僧都〔観基〕)。一字金輪(信
濃法印〔道禅〕)。八字文殊(宰相律師〔円親〕)。愛染王(若宮別当)。」 . . . 本文を読む