「神みずから福を與ふるにあらず、此の人福増上して神これを助く。世の愚なる者は神よく人に禍し人に福を與ふると思ふ。惑へるなり。(神様は努力し福分を自ら増している人を助けるのみで神様はゼロから禍福を与えるのではない)」(慈雲尊者「問決」)。
自分もともすれば努力しないで神仏に頼ろうとしたり、望まぬ結果が出ると神仏を恨んだりしますがまったく心得違いも甚だしいということです。意に反する結果が出てもこの言 . . . 本文を読む
我々のあらゆる言葉・行動は「真言」であり「印形」といわれています。日々の言葉行動をプラスに向ければ素晴らしい効験があるわけです。逆もそうですが。
「あらゆる名句これ真言ならずということなし、凡百の施為これ密印にあらずということなし」『五部陀羅尼問答偈讚宗秘論(大師)』
「凡そ諸のあらゆる挙手動足、皆これ密印なり、所有の言語はすなわち真言となり、所有の心念、自ら定恵となり、万徳自 . . . 本文を読む