神仏一体とする私の考えを裏付ける有難い主張を発見しました。「梵天勧請は平和の象徴・仏神習合の意味(中央大学保坂俊司教授・大法輪30年8月号)」より「近代以降の日本は神道至上主義で・・仏教などの宗教を貶める政策がとられました。・・仏教を社会の表から排除することになりました。わたしはここに近代以降のに日本人の深層に横たわる敬神排佛文化の闇を見るのです。これでは我々は自らの百年の歴史によって千五百年の歴 . . . 本文を読む
今日は記主禅師良忠遷化の日です。良忠は、鎌倉時代中期の浄土僧、浄土宗第3祖。諱は然阿(ねんな)。記主禅師の謚号が滅後7年の永仁元年(1293年)に伏見天皇より贈られている。
天台・倶舎・法相・禅・律などを学び宮中に『浄土三部経』を講じ、後嵯峨上皇に授戒。専修念仏を弘めると共に、多くの宗典を注釈し、浄土宗鎮西流の教学を大成。
弘安十年七月六日鎌倉光明寺で89歳で遷化(ウキぺデア等) . . . 本文を読む
理源大師、天長9年(832年) 生まれ、延喜9年7月6日(909年8月29日)没。醍醐寺開祖・真言宗小野流祖・当山派修験道祖。俗名は恒蔭王といい天智天皇の6世孫にあたるが、承和14年(847年)16歳のとき弘法大師の弟子真雅僧正に随い出家。東大寺戒壇で具足戒を受ける。貞観3年真雅僧正より受明灌頂を受け無量壽佛を感得。元興寺願暁・円周に三論を、東大寺平仁に法相、玄永に華厳を学ぶ。貞観16年霊告により . . . 本文を読む
醍醐寺文書・五大虚空蔵法記「永和二年1376七月六日、将軍家に於て五大虚空蔵法。大阿闍梨醍醐地蔵院道快。去る六月二日、吉祥院廻禄以後、北野聖聞鳴動、群侶耳を驚かす云々。條々不祥の兆、異世風聞を以ての故に抽精さる云々。」
天皇は、北朝方が後円融天皇。南朝方が長慶天皇。室町幕府は足利義満。
五大虚空蔵法は辛酉の年を革命の年として恐れて修されることが多い。永和二年1376は丙辰の年で . . . 本文を読む
六日は二万灯佛、鹿島大明神、埿土煮と沙土煮(ういじにとすいじに)の日。・二万灯佛(「三十日秘仏」)。法華経序品に曰「この佛の光明、天に日月灯明佛あっては日月の如く、地にあっては灯の如し、よって名く。かって過去に二万の日月灯明佛あり、同名あいついで出世し法華経を説く。」(過去無量無辺不可思議阿僧祇劫に出世した日月灯明佛は、三乗の法を説き入滅した。以来同名の日月灯明佛が次々と出世して二万の日月灯明佛が . . . 本文を読む