密教に於いては生死所殖の位に三密の法を修行するとき(生身の体で密教の三密行を修業するときに)に行者の身口心の三の作業が相応して自心即佛と観ずるときにこの観自心の佛智に徹して三密の加持力のゆえに般若の智が現じて根本無明の妄心と実相との善悪を簡えらぶゆえに自然の本覚の常智現ずれば、この時に無明の闇は自ら除くなり。(行者が瞑想により自身の身口意と仏様の身口意の三密とが一体と観想できれば、仏様の三密と行者の三密が一体となったことで根本無明が除かれ行者に本来の覚りの智慧が出てくるので無明の闇はおのずとと消えて行者の心の本来の姿、仏としての実相が現れる)心の実相とは浄菩提心なり(心の本当の姿は宇宙の根源である「阿字」であり、又御大師様のおっしゃるように「宇宙に遍満している地水火風空識の六大」である)。
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