「先日のことです。高野山奥之院の記念燈籠堂の一階辺りにいた時のことです。外燈に照らされて白っぽい小さなものが飛んでいました。白い蝶々かな?と思ったのですが、どうも光ってるようでした。よくよく目を凝らして見てみると、全身から光を発してました。そうです、蛍でした。暫く私の周りを行ったり来たりして、そして私の体に体当たりすると、そのまま夜空へと飛んでいき、もう戻っては来ませんでした。今月の21日の明け方の3時過ぎのことでした。お大師様の御縁日、かつ、寅の刻のできごでした…。ありがたや 高野の山の岩陰に 大師は今も おわしますなる。」
信心深いかたにはいまでもお大師様の不思議があらわれることはこれで明白です。
信心深いかたにはいまでもお大師様の不思議があらわれることはこれで明白です。