福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

東寺御影堂と四国88所遍路でご利益を得たこと

2025-03-12 | 頂いた現実の霊験
大師の霊験(「真言宗伝道団・明治45年出版)」より趣意    京都市に北村庄太郎という人がいた。義理の息子に政次郎という連れ子がいたがこの子は11歳で菓子屋に奉公に出た。そして父庄太郎は明治27年日清戦争に出征の身となった。継嗣の政治郎は奉公先で手首を痛め治らなくなってしまった。しかし政治郎は幼いながらも信心深かったので、東寺の御影堂に朝夕二回の祈願を30日続けたところ手首 . . . 本文を読む
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書物の唯一の目的は人の精神に霊気を吹き込むこと

2025-03-12 | 法話
「書物の正しい用い方とは何でしょうか?すべての手段がこぞって成し遂げようとする唯一の目的とは何でしょうか?人の精神に霊気を吹き込むことそれ以外にはありません。」(エマソン論文集) . . . 本文を読む
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観自在菩薩冥應集、連體。巻1/6・12/15

2025-03-12 | 諸経
観自在菩薩冥應集、連體。巻1/6・12/15 十二、楠木正成観音の御利益を蒙る事。   楠木多門兵衛正成は敏達天皇四代の孫、井出の左大臣橘諸兄公(敏達天皇の後裔で、大宰帥・美努王の子。母は橘三千代で、光明皇后は異父妹。官位は正一位・左大臣。井手左大臣または西院大臣)の後胤たりと雖も民間に下って年久し。其の母若かりし時、信貴山の毘沙門に百日詣て夢想を感じて設けたる子なれば多門兵衛とは . . . 本文を読む
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今日12日は頼朝が東大寺の再建供養をした日

2025-03-12 | 法話
吾妻鑑年・建久六年1195三月丁酉(12日) 「朝雨霽る、午以後雨頻りに降り、また地震  今日東大寺供養なり。雨師風伯の降臨、天衆地類の影向、その瑞掲焉たり。寅の一点  に、和田左衛門の尉義盛・梶原平三景時、数万騎の壮士を催し具し、寺の四面近郭を  警固す。日出以後、将軍家御参堂、御乗車なり。小山の五郎宗政御劔を持つ。佐々木  中務の丞経高御甲を着す。愛甲の三郎季隆御調度を懸く。隆保・頼房等朝臣の . . . 本文を読む
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弱者と強者は逆

2025-03-12 | 法話
チベットの鳥葬は死体をハゲワシ等に施すことによりハゲワシが他の生物を害することを避けるという目的を持っているといいます。親鸞上人も「某閉眼(それがしへいがん)せば、賀茂河にいれて魚にあたうべし(改邪鈔)」とおっしゃっています。これも同じお考えと思われます。かんがえれば食物連鎖の頂点にいる人類は、他の生物の命を奪うだけで自らはなんの役にもたっていません。他の生物からみればまさに一番業の深い存在です。 . . . 本文を読む
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清滝不動尊の霊験

2025-03-12 | 頂いた現実の霊験
「清滝不動尊のこと・・三沢智証最乗寺単頭」(大法輪平成2年1月号)「小田原の道了尊として天狗の現世利益で知られる大雄山最乗寺の境内に清滝不動尊が木曾の御岳山から勧請されたのは、明治40年5月であった。これは道了尊講中の東京一心講が御岳山にも参拝していた因縁と、日露戦争の戦死者の慰霊、生還御礼のためでもあった。東京一心講の秋元正夫氏の霊験譚がある。・・氏のはなしである。『私は十四才ころから近くの丸浜 . . . 本文を読む
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