華厳経巻第十七金剛憧菩薩品第二十一ノ三
「・・菩薩摩訶薩は床座を施す時、この如く回向す。『諸善根を以て、願はくば一切衆生、諸の天の床座を得て、大智慧を證し、願はくば一切衆生、賢聖床座を得て、凡夫の意を捨て、菩提心に住せん。
願はくば一切衆生、安樂床座を得て、一切生死の苦惱を永離し、願はくば一切衆生、究竟床座を得、諸佛を見立てまることを得、神通自在ならん。
・・菩薩摩訶薩。諸燈明を施すに・・・此の善根を以て、如是迴向すべし。所謂、願はくば一切衆生、無量光を得て、普く一切諸佛正法を照らし、願はくは一切衆生、清淨光を得て世間を極微細色に照見し、願はくば一切衆生、離翳光を得て、衆生界において空無所有を了せしめ、・・」
「・・菩薩摩訶薩は床座を施す時、この如く回向す。『諸善根を以て、願はくば一切衆生、諸の天の床座を得て、大智慧を證し、願はくば一切衆生、賢聖床座を得て、凡夫の意を捨て、菩提心に住せん。
願はくば一切衆生、安樂床座を得て、一切生死の苦惱を永離し、願はくば一切衆生、究竟床座を得、諸佛を見立てまることを得、神通自在ならん。
・・菩薩摩訶薩。諸燈明を施すに・・・此の善根を以て、如是迴向すべし。所謂、願はくば一切衆生、無量光を得て、普く一切諸佛正法を照らし、願はくは一切衆生、清淨光を得て世間を極微細色に照見し、願はくば一切衆生、離翳光を得て、衆生界において空無所有を了せしめ、・・」