仁治元年1240八月廿二日、「入道道助親王、仁和寺北院に於て、法印権大僧都道勝に、伝法潅頂を授けらる」(仁和寺記録)
・天皇は四条天皇、鎌倉幕府は藤原頼経、執権は北条泰時。
・道助入道親王、父は後鳥羽天皇、建保2年(1214年)に仁和寺第八代門跡。父後鳥羽上皇のために承久の乱の際には祈祷を行い、父院が出家する際にはその戒師をつとめた。乱での処罰を免れたものの、36歳で高野山に隠遁。光台院御室・高野御室と称された。
・道勝は西園寺太政大臣実氏の息。高野山貞暁の弟子。14歳で保壽院通守に得度、高野山明寂の法流を受け、御室北院で道助法親王から伝法灌頂を、教王山覺什から華蔵院流を受ける。文永元年1264、祈雨の孔雀経法、文永五年1268、敵国降伏の仁王経法を修す。
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