福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

東寺御影堂と四国88所遍路でご利益を得たこと

2021-03-25 | 頂いた現実の霊験

大師の霊験(「真言宗伝道団・明治45年出版)」より趣意 

 

京都市に北村庄太郎という人がいた。義理の息子に政次郎という連れ子がいたがこの子は11歳で菓子屋に奉公に出た。そして父庄太郎は明治27年日清戦争に出征の身となった。継嗣の政治郎は奉公先で手首を痛め治らなくなってしまった。しかし政治郎は幼いながらも信心深かったので、東寺の御影堂に朝夕二回の祈願を30日続けたところ手首もうごくようになったので、12歳で今度は四国88所の遍路に出て自分の手の全快と父親の無事帰還を祈って回った。そして伊予の道後まで来たとき手は全快し、帰郷後に父も無事帰還した。一家でお大師様のご加護を喜んでいる。 

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