「兼愛は受楽の因、大悲は抜苦の本なり。
(自他のくべつなく同じく愛することは楽を受ける因であり、大きな慈しみの心は苦を抜くもとである。)
因果相感ずること、あたかも聲と響きの如し。業縁唱和することかえって形と影のに均し。
(因とその果は声と響きのように伴っており、業縁(因果)は形に影が添うように一つである。)」
(性霊集「三島の大夫、亡ぜし息女のために法花経を書写し供養する講説)
(自他のくべつなく同じく愛することは楽を受ける因であり、大きな慈しみの心は苦を抜くもとである。)
因果相感ずること、あたかも聲と響きの如し。業縁唱和することかえって形と影のに均し。
(因とその果は声と響きのように伴っており、業縁(因果)は形に影が添うように一つである。)」
(性霊集「三島の大夫、亡ぜし息女のために法花経を書写し供養する講説)