良遍上人「法相二巻抄」より
「一切の諸法はわが心を離れず。大海、江河、須弥、鉄囲、見ず知らぬ他方世界、浄土、菩提乃至一実真如の妙理までしかしながらわが心の内にあり。」
これは、「あの世」も「さとり」も自分の心の内にありという、「唯識無境」説です。
『華厳経』(十地品)には「三界虚妄、但是心作」(欲界,色界,無色界の三界は心の作り出したもの)とあり、
『解深密経』(分別瑜伽品)には「識所縁唯識所現」(心の対象は心の現れである)とあります。
今日の日本の大混乱ぶりも人の所為ばかりではなく自分の心の所為でもあるということです。
「一切の諸法はわが心を離れず。大海、江河、須弥、鉄囲、見ず知らぬ他方世界、浄土、菩提乃至一実真如の妙理までしかしながらわが心の内にあり。」
これは、「あの世」も「さとり」も自分の心の内にありという、「唯識無境」説です。
『華厳経』(十地品)には「三界虚妄、但是心作」(欲界,色界,無色界の三界は心の作り出したもの)とあり、
『解深密経』(分別瑜伽品)には「識所縁唯識所現」(心の対象は心の現れである)とあります。
今日の日本の大混乱ぶりも人の所為ばかりではなく自分の心の所為でもあるということです。