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緊迫する中露日本一周軍事演習

2023-06-10 | 法話

緊迫する中露日本一周軍事演習

防衛大臣は6月9日の記者会見で「6月6日及び7日、中国とロシアの爆撃機が、日本海、東シナ海及び太平洋において長期にわたる共同飛行を行い、当該飛行には、両国のものと推定される戦闘機延べ約20機が合流・・中露両国が近年、今回確認されたような爆撃機の共同飛行のほかにも、艦艇の共同航行や各種訓練を実施するなど、軍事面での連携を強化している」と述べています。https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2023/0609a.html

以下実際少し拾っただけでも最近中露が日本をターゲットに軍事演習を強化していることが一目瞭然です。問題はウクライナ侵略を目の当たりにしても尚日本人に全く緊張感がないことです。マスコミは報道すらしません。その退廃ぶりは世界の笑いものになっているでしょう。

 

・2012年から「海上連携」と称する合同演習が毎年実行。

・2016年8月、中国海軍艦隊による「対抗演習」(初)。

・2017年、ウラジオストク沖の日本海で中露海軍共同演習「海上協力」

・2019年7月、東シナ海~日本海、中露両国の爆撃機が長距離共同飛行を実施

・2020年12月:東シナ海~日本海~太平洋、中露両国の爆撃機が長距離共同飛行を実施

・2021年10月14~17日。中露海軍は日本海で合同演習「海上連携2021」。その後、中露の艦艇各5隻がそろって津軽海峡を通過し、太平洋を南下して鹿児島の大隅海峡を抜けた。日本周回の航行はその延長線上で行われた。中国からは昨年就役したレンハイ級駆逐艦「南昌」が、ロシアからも新鋭コルベット艦「グロムキー」などが参加した。中露の艦隊が津軽海峡や大隅海峡をそろって通過したのは初めて。https://jinf.jp/feedback/archives/36018

 

・21年11月、日本海~東シナ海~太平洋。中露両国の爆撃機が長距離共同飛行

 

2022年5月:東シナ海~日本海~太平洋、中露両国の爆撃機が長距離共同飛行

 

・2022年9月、ロシア軍の軍事演習「ヴォストーク2022」に、中国艦艇が初参加。同月3日、北海道の西方約190kmの海域において、中露海軍艦艇6隻が順に、洋上へ機関銃による射撃を実施。その後、中露海軍艦艇は日本周辺で共同航行を実施。

(防衛白書)https://www.sankei.com/article/20220621-NNE53SM7VRKOLP3TYBY3SC26B4/

中国国防省の譚克非報道官は30日記者会見し、海空軍によるロシア軍との合同軍事演習と合同パトロールの定期的な実施に意欲を示した。習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が今月の首脳会談で合意した共同声明で、定期実施をうたっていた。中ロ軍は近年、演習やパトロールを頻繁に実施。日本周辺での軍事活動も活発化させている。https://nordot.app/1014095036492660736

 

・2022年11月:日本海~東シナ海~太平洋、中露両国の爆撃機が長距離共同飛行

 

・2023年3月。中露の軍事演習定期化決定。

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/288177

 

・2023年6月6日中露軍事演習。日韓スクランブル

中国国防省は6月6日、中国軍とロシア軍が同日、日本海と東シナ海の上空で2019年以来6度目となる合同パトロールを実施したと発表。韓国軍によると、ロシアと中国の軍用機4機が朝鮮半島の南部と東部の防空識別圏に入ったため、戦闘機を緊急発進(スクランブル)した。昨年11月の合同パトロールでは、中国のH-6K爆撃機とロシアのTU-95爆撃機、SU-35戦闘機が韓国の防空識別圏に入り、韓国軍が戦闘機を緊急発進した。日本の航空自衛隊の戦闘機も緊急発進している。https://jp.reuters.com/article/china-russia-defence-idJPKBN2XS0DO

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