大乗本生心地観経報恩品(全品書き下し)
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はじめに・・1
1、大乗本生心地観経の全体のエッセンス。
経題について、「本生」というのは「本不生」とか「不生不滅」ということ。「心地観」とは「大地がすべてを生ずることように心も全てを生じていると観ずる」ということ(「大乗本生心地観経通解・本多日生」等)。仏書解説大辞典では「本経は般若・維摩・法華・華厳・涅槃を根本常識としてその上に唯心論唯識説とを以て三界唯心唯識の説を立て、実践門としては弥勒信仰に立ち、瑜伽・梵網等の大乗戒を護るべしと教え、真実経等に説く三密の修行を勧めたものである。・・本経の説かんとする最後の問題は・・唯心的唯識的世界観を説き、実際問題としては出家主義と戒律信仰であろう」とあります。
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