福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は疫病平癒のため興福寺にお薬師様を造立した日

2024-06-18 | 法話


史料綜覧 巻五 / 弘安元年(1278)六月十八日条
「十八日 興福寺食堂ニ 薬師仏ヲ造立シテ 疾疫ヲ祈禳ス」
此のころは疫病が流行り、そのため建治四年二月二十九日、弘安に改元しています。
天皇は後宇多天皇。大覚寺統。中世日本最高の賢帝の一人で、対立する持明院統の花園天皇からも「末代の英主」と称えられた。
後宇多天皇は深く仏教に帰依し、ご出家後は大覚寺に住み密教僧としてすごされた。金光明経を書写され、諸国に班置し、鎮護国家・万民撫育を祈っておられた。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日は旱魃により室生龍穴神... | トップ | 地蔵菩薩三国霊験記 1/1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

法話」カテゴリの最新記事