福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

神前の拍手の意味

2019-03-24 | 法話
神前拍手の意味

拍手は「虚にして霊ある宇宙の根源を示す」行為
拍手口訣(諸社根元記)「神道灌頂観想に曰く、神語に云う、天空虚にして昼夜運す。地虚無にして草木顕す。人無心にして動静をなす云々。皆虚にして霊妙あるなり。手を拍つも然り、掌内一物も無き空虚より其の音を為す。是もまた虚にして霊妙有るなり。妙即神なり。其の神妙拍手則ち顕るるは是神道なり。天地の間、妙に非ざるといふことなし。神に非ずといふことなし。神宣啓祝に云ふ、神は一にして無形、虚にして霊あり。是を太空一虚大元尊神(注)と曰ふ。亦名て国常立尊といふ。」

(注、大元尊神とは宇宙の根源神のこと。伊勢神道(度会神道)では、国常立尊を「大元神」とし、吉田神道では、国常立尊を太元尊神と名付けた。)
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