福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

増上寺の大門

2016-04-25 | 法話
ウキぺヂアによると、いままで芝増上寺の大門は所有者不明となっていたようですが、一応都の所有ということになり
2016年3月25日に東京都と増上寺の間で契約書を取り交わし、東京都から増上寺に「返還」手続がとられたということです。
増上寺のホームページを見ると大変興味深いことが書いてあります。「大門から大殿本堂に至る道程は、穢土(えど・我々の世界)から極楽浄土に至る世界を表しています。
三門をくぐり、煩悩を解脱して、大殿へと向かうと、ご本尊である阿弥陀仏が鎮座し、西方極楽浄土の如き、西に位置している点が特徴です。
そのため、増上寺の大殿の荘厳は、極楽の世界を視覚的に表現した造りになっています。・・

大殿までの道のり
• 大殿に登る階段...25菩薩をあらわし、25の階段となっています。
• 参道から大殿前に至る階段...18段。阿弥陀仏の本願、第18願。
• 三門から大殿...距離にして約48間。阿弥陀仏の48願。
• 大門から三門...約108間。三門をくぐり108の煩悩から解脱します。

」とあります。増上寺には数えきれないほどお参りしましたがこのように深い意味があると初めて知り有難さも一入でした。
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