華厳経巻九初発心菩薩功徳品第十三
「菩薩は未来永劫功徳を積み一切の佛を供養する、これは衆生を救い悟らせるためである。
菩薩は自由自在にあらゆるところに示現する、菩薩の智慧は如来と等しい。
菩薩は諸仏のところに於いて学ぶべきものをすべて学び、深い教えを悉くねがい飽くことがない。
菩薩は一切の導師の所におて 恭敬・尊重する心をもって菩薩行を修して 常に教えの甘露を飮む。
菩薩は 悉くよく分別して 智慧と覚りの雄弁と 深い諸の三昧を長く養う。
菩薩は須彌山のようにゆるぎない信仰心をもち、諸の衆生のために 一切の功徳の藏を長く養う。
菩薩は 大慈悲無量にして普く一切の衆のことを念じ 其心はとらわれがない。
菩薩は究極の智慧の樂を 諸衆生に施し、悉く世間を救い 煩惱垢を永離せしめんと欲す。
菩薩は 大悲心無量にして佛および己と衆生とを 等しく觀じて異あることなし。
無量無數劫に 功徳藏を長養し 一切の佛を供養したてまつる、 衆生を度脱せしめんが故なり。
無量の自在力をもって 種種に能く示現す、彼の智慧の境界は 諸の如來と等し。
無量の諸佛の所にて 所學を皆な成就し、 寂靜なる深法藏を 悉く樂って厭足なし。
一切の導師の所にて 恭敬尊重心をもって彼の菩薩行を修して 常に法の甘露を飮む。
悉く能善く分別して 智慧法と菩提無礙辯と 甚深諸三昧とを長養す。
信心の動かすべからざること 猶お須彌山の如くにして、諸の衆生の 一切の功徳藏を長養す。
菩薩摩訶薩は 大慈悲無量にして普く一切の衆を念じ 其心は無所著なり。
一切種智の樂を 諸衆生に惠施し、悉く世間を救い 煩惱垢を永離せしめんと欲す。
菩薩摩訶薩は 大悲心無量にして佛および己と衆生とを 等しく觀じて異あることなし。・・・)」
「菩薩は未来永劫功徳を積み一切の佛を供養する、これは衆生を救い悟らせるためである。
菩薩は自由自在にあらゆるところに示現する、菩薩の智慧は如来と等しい。
菩薩は諸仏のところに於いて学ぶべきものをすべて学び、深い教えを悉くねがい飽くことがない。
菩薩は一切の導師の所におて 恭敬・尊重する心をもって菩薩行を修して 常に教えの甘露を飮む。
菩薩は 悉くよく分別して 智慧と覚りの雄弁と 深い諸の三昧を長く養う。
菩薩は須彌山のようにゆるぎない信仰心をもち、諸の衆生のために 一切の功徳の藏を長く養う。
菩薩は 大慈悲無量にして普く一切の衆のことを念じ 其心はとらわれがない。
菩薩は究極の智慧の樂を 諸衆生に施し、悉く世間を救い 煩惱垢を永離せしめんと欲す。
菩薩は 大悲心無量にして佛および己と衆生とを 等しく觀じて異あることなし。
無量無數劫に 功徳藏を長養し 一切の佛を供養したてまつる、 衆生を度脱せしめんが故なり。
無量の自在力をもって 種種に能く示現す、彼の智慧の境界は 諸の如來と等し。
無量の諸佛の所にて 所學を皆な成就し、 寂靜なる深法藏を 悉く樂って厭足なし。
一切の導師の所にて 恭敬尊重心をもって彼の菩薩行を修して 常に法の甘露を飮む。
悉く能善く分別して 智慧法と菩提無礙辯と 甚深諸三昧とを長養す。
信心の動かすべからざること 猶お須彌山の如くにして、諸の衆生の 一切の功徳藏を長養す。
菩薩摩訶薩は 大慈悲無量にして普く一切の衆を念じ 其心は無所著なり。
一切種智の樂を 諸衆生に惠施し、悉く世間を救い 煩惱垢を永離せしめんと欲す。
菩薩摩訶薩は 大悲心無量にして佛および己と衆生とを 等しく觀じて異あることなし。・・・)」