今日天慶四年八月十三日は金峯山笙の窟に籠っていた道賢が蘇生して日蔵と改名し大日如来を強く信仰するようになった日。
日蔵は平安時代中期の僧。三善清行の弟といわれる。金峰山椿山寺で得度,東寺で密教をまなぶ。当時続いた災難を払んとして天慶4年(941)7月金峯山笙の窟に籠り三七日間の断食をして8月1日気絶する。この間金峰山の浄土と地獄をめぐり,太政威徳天神となった菅原道真と地獄でくるしむ醍醐天皇をみて8月13日生きかえったという。其の後室生山龍穴にこもり霊験多しという。(密教辞典等に依る。扶桑略記等)
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