三誓偈
2012-11-12 | 諸経
三誓偈
(仏説無量寿経に書かれている偈文.法蔵菩薩が、世自在王仏に出会い、すべての生きとし生ける者を救おうと四十八の願を説きます。そして、その願を説き終わった後に、この四十八願が確固たる願いであることを重ねて宣言して実現することを誓っている。)
我、超世の願を建つ、必ず無上道に至らん、この願満足せずは、誓う、正覚を成らじ。
我、無量劫において、大施主となりて、普くもろもろの貧苦を済わずは、誓う、正覚を成らじ。
我、仏道を成るに至りて、名声十方に超えん。
究竟して聞ゆるところなくは、誓う、正覚を成らじ。
離欲と深正念と、浄慧と梵行を修して、無上道を志求して、もろもろの天人の師とならん。
神力、大光を演べて、普く無際の土を照らし、三垢の冥を消除して、広くもろもろの厄難を済わん。
かの智慧の眼を開きて、この昏盲の闇を滅せん。もろもろの悪道を閉塞して、善趣の門を通達せん。
功祚、成満足して、威曜十方に朗らかならん。
日月、重暉を戢めて、天の光も隠れて現ぜじ。
衆のために法蔵を開きて、広く功徳の宝を施せん。
つねに大衆のなかにして、法を説きて師子吼せん。
一切の仏を供養したてまつり、もろもろの徳本を具足せん。
願慧ことごとく成満して、三界の雄たることを得たまえり。仏の無碍の智のごとく、通達して照らさざることなからん。
願わくは我が功慧の力、この最勝の尊に等しからん。
この願、もし剋果すべくは、大千感動すべし。
虚空のもろもろの天人、当に珍妙の華を雨らすべし。
(仏説無量寿経に書かれている偈文.法蔵菩薩が、世自在王仏に出会い、すべての生きとし生ける者を救おうと四十八の願を説きます。そして、その願を説き終わった後に、この四十八願が確固たる願いであることを重ねて宣言して実現することを誓っている。)
我、超世の願を建つ、必ず無上道に至らん、この願満足せずは、誓う、正覚を成らじ。
我、無量劫において、大施主となりて、普くもろもろの貧苦を済わずは、誓う、正覚を成らじ。
我、仏道を成るに至りて、名声十方に超えん。
究竟して聞ゆるところなくは、誓う、正覚を成らじ。
離欲と深正念と、浄慧と梵行を修して、無上道を志求して、もろもろの天人の師とならん。
神力、大光を演べて、普く無際の土を照らし、三垢の冥を消除して、広くもろもろの厄難を済わん。
かの智慧の眼を開きて、この昏盲の闇を滅せん。もろもろの悪道を閉塞して、善趣の門を通達せん。
功祚、成満足して、威曜十方に朗らかならん。
日月、重暉を戢めて、天の光も隠れて現ぜじ。
衆のために法蔵を開きて、広く功徳の宝を施せん。
つねに大衆のなかにして、法を説きて師子吼せん。
一切の仏を供養したてまつり、もろもろの徳本を具足せん。
願慧ことごとく成満して、三界の雄たることを得たまえり。仏の無碍の智のごとく、通達して照らさざることなからん。
願わくは我が功慧の力、この最勝の尊に等しからん。
この願、もし剋果すべくは、大千感動すべし。
虚空のもろもろの天人、当に珍妙の華を雨らすべし。