大師も善人が苦を受け悪人が楽を受けているのはなぜかという疑問に答えられています。
結論は「前世の業の余韻に依る」ということです。
「善を為すに迍蹇(おそい)なること多きは多生の業いまだ亡せず。この生には華報(果報)受くれども眼を合すれば西方(西方浄土)に往く。」
「悪をなすにつねに昌熾(盛ん)なるは前世の命業強にして今身にこの報を畢って一たび去って衆聖を断つなり。」(大師の「五部陀羅尼問答偈讃宗秘論」)
大師も善人が苦を受け悪人が楽を受けているのはなぜかという疑問に答えられています。
結論は「前世の業の余韻に依る」ということです。
「善を為すに迍蹇(おそい)なること多きは多生の業いまだ亡せず。この生には華報(果報)受くれども眼を合すれば西方(西方浄土)に往く。」
「悪をなすにつねに昌熾(盛ん)なるは前世の命業強にして今身にこの報を畢って一たび去って衆聖を断つなり。」(大師の「五部陀羅尼問答偈讃宗秘論」)