生島ヒロシ氏は東日本大震災で妹さんを亡くされていますが神様はいると思えた、と言っています。
生島ヒロシ 母の法要で上京予定の妹が…/連載1(日刊 ...
に以下のようにあります。「・・・妹の遺体は、その年の9月に見つかりました。遺体が見つからなくても、旦那さんの塩釜の実家で葬儀を行おうという当日でした。宮城県警から連絡があって、DNA鑑定で妹と確認できたと。悲しいことでしたが『この世の中に神様っているんだな』と思えました。」
大切な家族を不条理な災害で亡くしたとき、普通ならば「どうして、なぜこんな目に遭わなければならないのか」と神仏を恨むはずです。しかし生島氏はたまたま葬儀の日に遺体発見の知らせを受けただけで「神様はいる」と感謝しています。そもそも地震や津波がなければ妹さんも死ななくて済んだわけですから自然を恨んで神仏を恨んで恨みぬいてもおかしくないはずですが、逆に感謝しているその心根はすばらしいものと思えました。世に出る人は心掛けが違うことを改めて思わせられました。