一日は定光佛・熱田大明神・天神・地神・妙見様の日
一日、定光佛(「三十日秘仏」)。仏像図鑑に「三十日秘仏」の項があり、
「三十日秘仏は一ヶ月三十日に三十佛名を配し、礼拝するものにして、この説は経論に典拠なく、支那五代の頃五祖山の師戒禅師により唱えられしものと伝ぬ。すなわち虎堂録七に曰く、『毎年念仏の図、戒師の編するところ、はじめ定光仏を首となすより、三十日釈迦世尊に至り、おわりてまた始む。なおし貫華の如く、新々して住せず、念々とどまらず、口に誦し、心に思い、光明発現して人天の福となる。これ念仏精誠の感験なり。』と」とあります。そして一日は「一日定光仏 智論に曰、、『燃燈佛はこれ定光佛と』、また 佛祖統紀に云く、『燃燈佛、世に住すること八百四十萬億歳ないし滅度す』」と書かれています。(燃灯仏は過去世に出現して、釈尊に授記した仏であり、釈尊以前に現れたといわれる二十四仏の1人です。)
・熱田大明神(本地、大日如来。「禁闕守護の三十番神三十番神」)。
・天神・地神(「我が国守護の三十番神」)。
・妙見様。