ウキぺデアに依ると、葛根廟事件は、1945年8月14日、満州国興安総省の葛根廟において日本人避難民約千数百人(9割以上が婦女子)が攻撃され、1,000名以上が虐殺された事件。
ソ連軍は戦車機関銃で攻撃を加えながら、避難民を轢き殺していき、ひき殺された人々がキャタピラに巻き込まれ宙に舞った。ソ連軍戦車は何度も避難民めがけて突入しながら攻撃を繰り返、戦車による襲撃が止むとトラックから降りたソ連兵が生存者を見つけ次第次々と射殺し、銃剣で止めを刺していった。2時間余りの間に非武装の女性、子供を主体とした1,000人以上が殺害され、生存者は百数十名にすぎないとされている。殺害を免れた者も戦車に轢かれたり、大勢が自決した。犠牲者のうちの200名近くの児童は、興安街在満国民学校の児童であった・・。