「お前さんは立派な偉いお坊さんになろうなどど大層なことを思わなくてもよい。しかしせっかく良き御縁をいただいてお坊さんになるのだからお前さんの近くにいる人を本当に幸せにしてあげなさい。(「法光」に出ていた清見寺一條文昭和師の言葉)」。まさにこれをよんで自分に向けられている言葉と思わずにはいられませんでした。自分も身の回りの人を一人でも多く幸せにできたらとおもい毎日縁者のある方々を祈っています。しかしこれが中々むつかしいときもありますが時間がたてば好転するようです。仏さまのお力は偉大です。
また同師は「・・その迷いが20年という間、修行生活を送らなければならなかった私の業の深さかと思っています・・」とも言っておられました。自分をここまで客観視して「業の深さ」といえる人は並大抵の方ではありません。私のような、なまくら修行者の半僧半俗者はなかなか自分を「業が深い」とは分析できません。しかしこのように自己を「業が深い」と客観視できればかえってその次のステップに向けて正確に力強くふみ出すことができそうです。
大変有難い文章でした。
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