六波羅蜜のうちつぎは忍辱波羅蜜。
すでに釈尊ご修行の時、忍辱仙人となりて山の奥に於いて忍辱波羅蜜の行を修す。(ときに国王、多くの美女を連れて山中に遊ぶ最中に美女達が行中の忍辱仙人をみてそのそばに座す。これを王が怒り、忍辱仙人の両手両足を切断するが仙人は忍辱行により覚りをうることができた。賢愚経)。瞋恚は地獄に堕する大毒蛇なれば・・彼が瞋恚をおこして我を悪口し打擲するはこれ来世に地獄に堕すべき因縁を植えるなりと悲愍し方便を以てかの人を救うべし。経に「仇するものをば恩を以て報ぜよ」と説けるはこれなり。(「怨みに報いるに徳を以てす」『老子』第六十三章、これを蒋介石が引用して日本を許そうといったのは有名です。)
すでに釈尊ご修行の時、忍辱仙人となりて山の奥に於いて忍辱波羅蜜の行を修す。(ときに国王、多くの美女を連れて山中に遊ぶ最中に美女達が行中の忍辱仙人をみてそのそばに座す。これを王が怒り、忍辱仙人の両手両足を切断するが仙人は忍辱行により覚りをうることができた。賢愚経)。瞋恚は地獄に堕する大毒蛇なれば・・彼が瞋恚をおこして我を悪口し打擲するはこれ来世に地獄に堕すべき因縁を植えるなりと悲愍し方便を以てかの人を救うべし。経に「仇するものをば恩を以て報ぜよ」と説けるはこれなり。(「怨みに報いるに徳を以てす」『老子』第六十三章、これを蒋介石が引用して日本を許そうといったのは有名です。)