臨済ネットというブログがあります。ここに「おいどうなんだ」という法話が載っていました。「寺の畑仕事をしているとどうしてもミミズをひっかけてしまうが、悶え苦しむミミズたちが『おい、どうなんだ』と私に問いかけます。」という内容でした。わたしも幼少時田舎寺の田畑を耕すときいつもミミズがいてひっかけて是と同じ現象が起きました。身もだえする姿は子供心にも可哀そうでした。
東日本大震災をはじめ多くの自然災害の悲惨な光景がいまでも毎年繰り返されます。毎日不条理な事故で犠牲になられる方々・病気で苦しんでいる子供たち・紛争地域で生命の危機に瀕している方々・・を思うにつけてもそういう方々からも「おいどいうなんだ」と問われている気がします。「おいどうなんだ」。