『南無大師遍照金剛』ですでに救われている

尊敬する大峰顕師の動画がありました。
「40歳の時、死ぬのが怖くてノイローゼ状態になった。それで京大の西谷啓治に相談すると『死ぬのが怖いのは夜だけか？そういう死ぬのが怖いという気持ちが昼も夜もでるようになれば透過できる』といわれた。それで助かった。
死後がわからなくても「阿弥陀様にお任せします」という気持ちになれば救われている、ということだ。」
さらに「生きていても死んでいても『なんまんだぶ』で一瞬で助かっている」
ともおしゃっています。

これを敷衍するとわれわれ真言末徒は、死後のことが分からなくてもお陰があっても無くても何があっても「お大師様にお任せします。南大師遍照金剛。」と本心から思えればすでに救われている、霊験を頂いている、ということでありましょう。