先祖供養の方法・・2
「先祖の魂は子孫に伝わる.我が身生まれてあるは、即ち是れ、先祖の身分れたる故なり。 林羅山 神道伝授」という言葉があります。見てもない昔の先祖など関係ない、という人もいますが、「DNA]を考えると、DNAは生命が始まって以来の先祖情報を載せていることは否定しないでしょう。このように魂にもDNAがあるということです。むしろ霊魂の海にわれわれは浮かんでいるといったほうが正確かもしれません。従って先祖供養は縦横斜め時空を超えて全てに影響します。そして先祖供養はに肉体を持っている間しかできません。生きているときにできるだけのことをしておく必要があります。僧侶に頼む先祖供養と自分で行う先祖供養を並行して生涯にわたり行っていくことが必要です。以下書いていきます。
僧侶に頼む先祖供養。
・流水灌頂(高野山奥之院御廟玉川に架かる御廟橋の左手、川の中に何本もの卒塔婆が立てられています。この塔婆が、「流水灌頂(流れ灌頂)」といい、1本の卒塔婆の左右に各3本の卒塔婆が横木で留められ、合計7本の卒塔婆からなります。中央の卒塔婆には供養される方の名前、願主、願意などが記され、左右の6本の卒塔婆は六地蔵を意味しています。かつては、主に水難や出産で亡くなった方を供養するために建立されました。今日では、広く追善供養のため、建立されています。灯篭堂に申し込みます。)
・土砂加持(不空羂索経に、「光明真言を百八遍唱えて土砂を加持し、その土砂を屍骸、墓、塔その他あらゆるものの上に散ずれば、大灌頂光明真言加持土砂の功力により亡者の罪報を除き菩提を成ずる。」と説かれていることによる。多くの寺院で今も行われている。)
・読経供養(僧侶に読経を頼むもの、奥の院等で随時行っている。日本霊異記には、施主が乞食僧に法華経を講じさせたところ施主の母が牛に転生していることがわかり、法華経供養のあと牛は死んで成仏した話があります。(日本日本霊異記「法華経を写し奉りて供養することにに因り、母の牝牛と作し因を顕しし縁、第十九」)。
・追善法要・年忌法要(初七日、四十九日、百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌、百回忌)
・祥月命日・月命日等の廻向。
・施餓鬼供養(お盆の行事、棚経ともいい僧侶が所縁の先祖霊を供養する。)
「先祖の魂は子孫に伝わる.我が身生まれてあるは、即ち是れ、先祖の身分れたる故なり。 林羅山 神道伝授」という言葉があります。見てもない昔の先祖など関係ない、という人もいますが、「DNA]を考えると、DNAは生命が始まって以来の先祖情報を載せていることは否定しないでしょう。このように魂にもDNAがあるということです。むしろ霊魂の海にわれわれは浮かんでいるといったほうが正確かもしれません。従って先祖供養は縦横斜め時空を超えて全てに影響します。そして先祖供養はに肉体を持っている間しかできません。生きているときにできるだけのことをしておく必要があります。僧侶に頼む先祖供養と自分で行う先祖供養を並行して生涯にわたり行っていくことが必要です。以下書いていきます。
僧侶に頼む先祖供養。
・流水灌頂(高野山奥之院御廟玉川に架かる御廟橋の左手、川の中に何本もの卒塔婆が立てられています。この塔婆が、「流水灌頂(流れ灌頂)」といい、1本の卒塔婆の左右に各3本の卒塔婆が横木で留められ、合計7本の卒塔婆からなります。中央の卒塔婆には供養される方の名前、願主、願意などが記され、左右の6本の卒塔婆は六地蔵を意味しています。かつては、主に水難や出産で亡くなった方を供養するために建立されました。今日では、広く追善供養のため、建立されています。灯篭堂に申し込みます。)
・土砂加持(不空羂索経に、「光明真言を百八遍唱えて土砂を加持し、その土砂を屍骸、墓、塔その他あらゆるものの上に散ずれば、大灌頂光明真言加持土砂の功力により亡者の罪報を除き菩提を成ずる。」と説かれていることによる。多くの寺院で今も行われている。)
・読経供養(僧侶に読経を頼むもの、奥の院等で随時行っている。日本霊異記には、施主が乞食僧に法華経を講じさせたところ施主の母が牛に転生していることがわかり、法華経供養のあと牛は死んで成仏した話があります。(日本日本霊異記「法華経を写し奉りて供養することにに因り、母の牝牛と作し因を顕しし縁、第十九」)。
・追善法要・年忌法要(初七日、四十九日、百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌、百回忌)
・祥月命日・月命日等の廻向。
・施餓鬼供養(お盆の行事、棚経ともいい僧侶が所縁の先祖霊を供養する。)