福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

昨日はいろいろなところで各宗教合同の祈願が行われました。

2011-04-12 | 集合的無意識
昨日はいろいろなところで各宗合同の祈願が行われました。宗教にかぎらず「すべては一つ」ということがやっと現れつつあるような気もします。


1、神奈川新聞4月12日付記事に「東日本大震災:鎌倉で震災復興祈願祭、三宗教集い祈りささげる/神奈川」と云うのがありました。

「東日本大震災から1カ月となる11日、鎌倉市内の神道、仏教、キリスト教の宗教者らが集い、祈りをささげる「追善供養 復興祈願祭」が、鶴岡八幡宮(同市雪ノ下)などで執り行われた。復興を願う三者三様の祈りに、涙を流しながら手を合わせる参加者も見られた。

 同八幡宮、鎌倉市仏教会、キリスト教諸教会の主催。鎌倉時代、国難に際して神道や仏教の宗教者が八幡宮で祈ったとされることにちなみ、宗派を超えた合同祈願が企画された。
 3宗教の約400人の宗教者が参列。震災による犠牲者や避難生活を強いられている被災者ら、そして今後の復興のためのそれぞれの祈りに、約1万人が参加した。
 市仏教会の仲田昌弘会長は「宗派を超えて集い、祈念できたことは有意義だった。祈る気持ちが伝わって前に進めたのでは」と話していた。」


2、また、12日の共同通信配信では「米大聖堂で日本への祈り 震災1カ月、多宗派で礼拝」として以下のような記事があります。
「【ワシントン共同】米首都のワシントン大聖堂は東日本大震災から1カ月となる11日、犠牲者や被災者に思いをはせる多宗派の礼拝「日本のための祈り」を開催した。仏教、キリスト教、神道、ヒンズー教、イスラム教、ユダヤ教などの代表者のほか、藤崎一郎駐米大使も来賓として参加した。

 大聖堂のサミュエル・ロイド主席司祭は礼拝の冒頭で「苦しみと悲しみに直面する彼らに力と希望を与えてください。危険と不安定の中にあって、彼らが独りぼっちでないと知ることで今と向き合う自信を与えてください」と語った。・・・」

3、このような記事をみるかぎり宗教も一つです。現代人は何でも違いばかりを強調し細分化したがりますが、宗教も本来一つです。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教などすべての宗教は一つで古代ペルシャに起源があるという論文もありました。もともと一つであるからこそこういう危機の時に一緒に祈ることが出来るのです。

4、今度の大災害でこのように真理がところどころ顔をだすようになりました。真理とは「すべては一つ」ということです。自分と他人、心と体、日本と外国、被災者とその他、仏教・神道と他宗教、国民と国土、見るものと見られるもの・・・。今回の大災害はすべての地球人にこの「すべては一つ」という日頃忘れかけていた根本原理をきずかせてくれています。
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