福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

二十五日は文殊菩薩・天神様・赤山大明神・杵築と八重垣の日

2022-07-25 | 法話

「二十五日は文殊菩薩・天神様・赤山大明神・杵築と八重垣の日。
・文殊菩薩(「三十日秘仏」)。御大師様は「般若心経秘鍵」に文殊菩薩を以下のように書いておられます。「文殊の利剣は諸戯を絶つ、覚母の梵文は調御の師なり、チク・マン(梵字)の真言を種子とす、諸教を含蔵せる陀羅尼なり(文殊菩薩の三昧耶形である鋭い剣は、劇論(一か異か、断か常か、生か滅か、去か来か、という八不のどちらか一方に偏った考え)を断ち切る。般若菩薩の三昧耶形である梵字の経典は、煩悩をしずめる師である。般若菩薩は梵字の「チク」であらわされ、文殊菩薩は梵字の「マン」で象徴される。これらの種子はあらゆる教えを包含した陀羅尼である。(松長有慶「般若心経の秘密を読み解く」等による))」
・天神様(道真公は、承和12年6月25日生まれの延喜3年2月25日没。) 
・赤山大明神 (禁闕守護の三十番神。「赤山ハ支邦太山府君神ト称ス今叡山ノ西麓アリ 本地地蔵」『佛神霊像図彙』赤山大明神は比叡山麓の赤山禅院の御本尊で唐の赤山にあった泰山府君を勧請した。赤山禅院は、平安京の東北にあり、表鬼門に当たることから、赤山大明神は、皇城の表鬼門の鎮守としてまつられ、千日回峰行の「赤山苦行」の寺でもあります。
・杵築と八重垣(我が国守護の三十番神。杵築とは大国主、八重垣とは櫛名田比売命(大国主の母)。)


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