十五日は阿弥陀様・春日大明神・隠岐州と佐渡州・水天様・妙見様の日です。三十日秘仏によると、「十五日、阿弥陀仏 称賛浄土経に曰く、「その中に尊います。無量壽および無量光となずく」と。(阿弥陀仏は西方極楽浄土の教主。Amitābha(無量光佛)Amitaayu(無量光佛)という、最初のAmita(阿弥陀)は無量の佛を意味している。過去久遠劫に法蔵比丘が四十八願を起し、仏のもとで修業し、願を成就させて阿 . . . 本文を読む
伝聖徳太子作「説法明眼論神分品第十一」に次のようにあります。「問、修法時「神分」といって神に般若心経を唱える理由如何?答、修法時「神分」といって般若心経を唱えるには五つの理由がある。一、勧請神分といって、悟っておられる神・悟っておられない神等の諸神を勧請し奉るため。二、除障神分といって、守護神の念力によって天魔の障碍を除くため。三、顕本神分といって、修善の力によって本地仏を顕し威光を倍増するが故な . . . 本文を読む
正義は負け、夢は破れる、そんなことこの世の中では当たり前だ、それがどうした?スタートはそこからだ。本田宗一郎の言葉です。「がんばっていれば、いつか報われる。持ち続けていれば、夢はかなう。そんなのは幻想だ。たいてい、努力は報われない。たいてい、正義は勝てやしない。たいてい、夢はかなわない。そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。けれど、それがどうした?スタートはそこからだ。技術開発は失敗が99% . . . 本文を読む
宝筐印陀羅尼傳來記 道喜撰
去る応和元年(村上天皇・961)の春、右扶風(右京のこと也)に遊ぶ。于時、肥後の国刺史、唐物と称して一基の銅塔を出して我に示す。高さ九寸餘、四面佛菩薩を鋳鏤、徳字四角に上がりて龕龕形、馬の耳の如き有りて内に亦た菩薩の像あり。大きさ棗核の如し。奉持して之を瞻視頃、塔中より一の嚢落つ。開きて見るに一の経あり。其の端派に注して云く、天下の都元帥、呉越國王銭弘俶、舛摺本の宝筐 . . . 本文を読む
霊魂不滅論 上田照遍「山僧阿國に生まれ、幼歳に出家し孜々として仏教を学ぶ。儒を学ぶと雖も傍として耽らず。若冠の時より明師を尋ねて諸国に周遊し、倶舎・唯識・因明論・華厳・天台等の疏章を学ぶ。三十の歳より此の河内の山中に錫を留めて密教を精研す。慮らず今年七十六の壽算を重ぬ。近頃若年の僧四方より尋ね来りて我が講を開かんと請ふ。因って常に講座虚日なし。聴者時々人魂滅不の議論を作し、而して決択を予に問ふ。 . . . 本文を読む
ネット中継:危機の時代に希望、勇気、思いやりを受け入れる
2021年12月8日、12時半より。ダライ・ラマ法王がオンラインで「危機の時代に希望、勇気、思いやりを受け入れる」という主題で二人の科学者と対話を行い、続いて質疑に応じられる。主催は心と生命研究所(Mind & Life Institute)
http://www.dalailamajapan . . . 本文を読む
今日はお釈迦様のお悟りの日であるとともに、太平洋戦争開戦の日でもあります。
この二つの大きく矛盾する出来事を考え合わせるとなにか深い感慨にとらわれざるを得ません。
1、今朝は仏恩報謝のほんの小さな真似事としてまた近所の駅前バス停の掃除に出かけてきました。そこで掃除をしながら次のように思いました。
「お釈迦様は四門出游で衆生の生老病死の苦しみをみて王位・家族を捨て修行に入られ六年後の十二月八日 . . . 本文を読む
「真理とは至公至明至正にして一亳もの私曲なく改変すべからず。壊滅すべからず、これを天理と名ずけ天道天命とも称し、また心性・法性と号し、真如無性の理といふ。それ人の心性は本来無自性にして善悪・逆順の縁に応じて十界差別万象の諸法となる。諸法は無我にして自他平等なり。仏陀はこの平等無我の真理を体して悪を去り善に就き、精近無間にしてやむことなく、厭うこと無きこと、水の低きに就き、火の薪を焼くが如く、大慈大 . . . 本文を読む
「すべてのみえるものは、みえないものにさわっている。きこえるものは、きこえないものにさわっている。感じられるものは、感じられないものにさわっている。 おそらく、考えられるものは、考えられないものにさわっているのだろう。 (ノヴアーリス・光についての論文 新断片集)」 . . . 本文を読む
十二門論・觀作者門第十
(「観作者門」では,苦の不生起を主題とする。苦は自ら作るのでもなく、 他者が作るのでもなく、 共作(自分と他者共に作る)のでもなく ・無因作(因無く作られる)のでもない、つまり苦は「空」であることが説かれている)
「復次に一切法は空なり。何以故。自作・他作・共作・無因作は不可得なるが故なり。如説。
自作及び他作・共作・無因作、如是は不可得なり 是れ則ち苦は有ること無し . . . 本文を読む
史料綜覧 巻八 / 文明三年(1471)十二月四日条
「四日 彗星見ル 依リテ皇大神宮 加茂社及ビ興福寺ニ命ジテ祈禳セシム 幕府モ亦 之ヲ命ズ」
天皇は後土御門天皇。室町幕府は足利義政。
この時代でも少しの天文現象で祈 . . . 本文を読む