隣町にあるロックの流れる飲み屋さんに初めて行った。
GONZOという名前だった。
バンド仲間と合流した。
最初に気が付いたのは壁に飾られてあったLP.
セルジオ・メンデスとブラジル66だ。
このLPは小学生の頃に最初にターンテーブルに自分で載せて聴いたポップスのLPだ。
それまではクラシックを自分でターンテーブルには載せていたのだが、
ロックやポップス、JAZZではセルメンが最初だった。
父親が持っていたものだ。
随分短いLPだと思ったが、覚えやすい曲や知ってる曲が満載で、何回も聴いた。
タイトル通り、1966年のLPだが、私が聴いたのは販売の直後で、小学校1年生ぐらいだったと思う。
それまでの一番のお気に入りは、ユージンオーマンディー指揮、フィラデルフィア管弦楽団の「くるみ割り人形」であった。
このセルメン66でポップスの楽しさを知り、その後は何でも聞いていたな。
原子心母も飾ってあった。
原題はAtom Heart Motherで、邦題はそのままの直訳。
逆にそれが新鮮で、ヒットの要因の一部になったと思っている。
ジャケットもヒプノシスで、さすがだ。
お店にはギターなどが飾ってあり、モニターではDeep PurpleやJeff Beckが流れていた。
真正の70年代ロック飲み屋だ。
SONY α7Ⅱ、FE 3.5-5.6/28-70mm