この写真の駅がずっと20年ほど判らなかったのだ。
ところが昨日、Twitterでフォローしてる英国鉄道ファンの方が、ここの駅での写真を載せていたので、
遂に分かったのであった。
バーミンガムは大都市なのに、非電化(ディーゼル)路線の駅だ。ということを書いていたツイートだった。
20年前にロンドン・ユーストン駅からバーミンガムに行ったのはよく覚えている。
電気機関車の牽く客車であった。
バーミンガムは町全体をひっくり返すような大再開発中だった。
到着した駅は一番大きなバーミンガム・ニューストリート駅だ。
ここが中心の駅。
Newstreet駅の手前はずっとひっくり返していたのを覚えている。
町にはインド人が多いのが印象的だった。
ちなみにLed Zeppelinのロバート・プラントとジョン・ボーナムは、バンド・オブ・ジョイというバンドに所属していた頃はバーミンガム
が本拠地だった。
他にもバーミンガム出身のロックバンドはムーディーブルース、ELO、ジューダス・プリースト、ブラック・サバス、デュラン・デュラン
など錚々たるバンドが居た。
バーミンガムにはバーミンガム・ムーアストリート駅という由緒正しい駅もあって、そこも写真を見まくったのだが違った。
ニューストリート駅から出て歩いて、どこかのビルの下に半分入り込んだような駅からディーゼルカーに乗って、
ローカル線そのものの風景の中を、レミントン・スパ駅まで行って下車したのを覚えている。
なのに肝心の乗車駅がかわらない。
この20年間、想い出したように捜索した。
しかし写真に写っているビルなどはもうどこにも見えない。
再開発が激しすぎて、そもそも判らないのだ。
Googleストリートビューで歩いた道を探すも、あまりにも変わってしまって判らず。
昨日のツイッターはあまりにも偶然で、狂喜乱舞したのであった。
Snow Hill駅のホーム上の建物は巨大な駐車場ビルということがわかった。
後ろのビルは警察のビルで、今は変わった形のビルがホームとの間に建っていて現在は見えない。
これが英国鉄道ファン、秩父路号さんのツイッター(@chichibugou)からお借りした写真。
変わったデザインのビルが建ち、風景は一変している。
しかし後ろの駐車場ビルはそのままだ。
20年間、確かにここからレミントン・スパまでディーゼルカーに乗ったのだ。
150001という番号の気動車はまだ健在のようだ。