あおば通駅から仙石線に乗る。
地方都市とは思えない完全なる通勤通学路線で、いつも混んでいる印象。
ちょうど学生の帰宅時間で車内は学生だらけ。
夏休み明けは9月1日が通常だが、東北以北は夏休み終了が早く、冬や春が長いのだ。
なんと、あおば通、仙台、榴ヶ岡、宮城野原、陸前原ノ町の5駅が地下なのだ。
昔は父親が仙台に単身赴任していて何回も仙石線には乗ったが、地下区間はそんなに長くなかったなあ。
多賀城、本塩釜、東塩釜、松島海岸などを経て、高城町まで行く電車は1531S列車だった。
ここで、仙台から東北本線を快速で飛ばしてくる仙石東北ラインに乗り換えるのだ。
この途中まで快速でぶっ飛ばしてくる仙石東北ラインは東日本震災の後に、復興の為に作られた
新しいルートで、松島のあたりで短絡線を渡って行き来するのだが、ここは非電化。
そもそも東北線が交流、仙石線が直流(元、私鉄だから)なので、交直両用電車ではなく
新しいシリーズハイブリッド型ディーゼル車が走っているのだ。
1531S列車、高城町行き
隣に居た石巻行きM1編成
205系3100番台
5駅も地下が続く。
2WAYシート編成。
多賀城
津波がひどかった町が続く。
今は高層マンションなども建つ。
震災後、かなり風景の変わった塩釜
松島
松島海岸駅
横を東北本線が走る地区
こんなに近いのに乗り入れが行われなかったのは、東北本線が交流、
仙石線が直流だったから。
ここで、東北線と仙石線がドッキングする、
震災後に始まったあらたなルート。
高城町
私の乗った電車はここまで。
ここで、仙石東北ラインの快速に乗り換える。
多くの乗客も乗り換え。
乗り換え客に仙台育英高校のチアリーディングの学生が居た。
今年の甲子園の決勝で、慶応高校と対戦した昨年の優勝校だ。
甲子園で応援した生徒ということになるだろう。
鞄だけ撮らせてもらった。
(つづく)
α7c、FE4-5.6/28-60