東京駅で185系を見て、ベンチで昼食して、日暮里へ向かう。
駅から三葉堂寫眞機店は10分ぐらいだろうか。
いや、道を知っていれば7分ぐらいかな。
日暮里駅東口周辺は高層マンションが建って、すっかり様子が変わっているが、
尾久橋通りを渡った繊維問屋街はちっとも変わらない昭和の風情。
そういえば、私の大好きな「たをやめオルケスタ」は十数人の衣装を女将とせきりかさんで自分たちで作るのだが、
メンバー全員分の布とボタンを買う場合はこういう繊維問屋に来るのだろうか。
ボタンは100個以上使うという話だから、一般の店では無理だよな。
東日暮里にはボタン屋さんもあった。すごい。
三葉堂寫眞機店は日暮里中央通りを一歩入ったところだが、すぐにわかった。
このお店は、整備された質の高い中古カメラとレンズが並んでる。
メンテも含めて安心できる店のようだ。
Norita66なんて初めて見る6×6のカメラも有った。
なんだか感じの良いお店であった。(すいません、何も買わなかったけれど。)
日暮里で中古カメラといえば、柊サナカさんの「谷中レトロカメラ店の謎日和」シリーズを想い浮かべる。
というか谷中は日暮里駅の逆サイドで、第二の故郷ではないか!
舎人ライナーに乗ろうかと思ったが、やはり思い出の谷中に行くことにした。
私が谷中で想像する小説の中のお店の場所にも(勝手に)行こう。
親父が住んでいた家のすぐ近くだから。
日暮里駅。
日暮里駅東口。
手書きの案内板が良いなあ。
ついに来た三葉堂寫眞機店。
この日はずっと1969年製のズミクロン35mmのまま。
舎人ライナー。
こ線橋を通って谷中に行く。
この橋は、親子連れのメッカ。
30人ぐらいのファミリーが電車を見ている。
(つづく)
SONY α7c、ズミクロン35㎜、1969年製6枚玉。
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