次男が映画「ナミビアの砂漠」を見に行くというのでついて行った。
20歳の次男が見に行きたいという日本映画だったら、面白いに違いない。
主演の河合優実が上手いとのことだ。
結果、見に行って良かった。
主演の河合優実が実に自然で巧い。
引き込まれる。
役柄は21歳の東京に住むZ世代の浮遊感のある生活を描いている。(河合優実は23歳)
(最初のシーンは町田駅)
女性監督の山中瑶子さんの作りかたが自然に生活を写す感じで、最近の日本映画の有り方で素晴らしい。
この監督は27歳で日大芸術部出身で河合優実の先輩らしい。
天才監督と言われているらしく、この『ナミビアの砂漠』では
第77回カンヌ国際映画祭 監督週間 国際映画批評家連盟賞を受賞している。
河合優実が山中瑶子監督との映画を渇望していたらしく、まさしくはまった感じだ。
とにかく今の21歳の都会に生きる不安定な日常を描いていて、どんどん躁うつ病になっていき、
暴れたり、すごいセリフが本当にうまい。本当にありそうで怖い。
これはお勧めだが、衝撃作でもあるだろう。
今のリアルなZ世代が見たらどう思うのか、それも興味があるところ。
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