幼稚園から小学校までは奈良の学園前に住んでいた。
近鉄電車で2駅の西大寺に祖父母が住んでいた。
伏見中学校の近くの木造の市営住宅だった。
未舗装の狭い坂を上って到着する。雨の日は雨水が流れてそのドロドロの坂道を上ったり下ったりするのは怖かった。
祖父母の家のトイレはもちろん、まだボットンタイプのトイレで落ちたらどうしようと思っていた。
トイレの前の壁の上のほうに能面がかかっていた。
夜中にトイレに行くのがすごく怖かった。
ドアを閉めても能面が背中を見てるのだから。
おまけに電灯はオレンジ色の暗いものだった。
きっと今でも怖いよ。
何歳になっても怖いもの怖い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます