帰宅時に神保町へ行った。
勿論、書泉グランデだ。
鉄道の聖地。
書泉グランデは早売りでも有名。
発売2日前などには本が店頭に並ぶ。
雑誌発売日が20日に集中しているが18日頃には買える。
そういう書店は昔はもっとあった。
落丁や内容のミスがマニアに発見されることで、差し替えなどが可能だった。
今はどうなんだろうか?
今日は24日発売の鉄道ピクトリアル臨時増刊「大阪市高速電気軌道」(大阪メトロ)特集を
早く買うためだ。一刻も早く中身を見たいのがファン心理。
その他に旅と鉄道「秘境駅」を買うため。
ついでに立ち読みしていたら(書泉グランデの6Fは全フロア鉄道書籍)
「貝島炭礦」という本があった。
ビニールを被った写真集だが、1冊だけサンプルで中身を見ることができる。
見ていたら衝撃が走った。
私が大阪の千里に住んでいたころ、新千里西町の近隣センターの本屋で見た写真が
そこに掲載されていたから。
小学校5年生ぐらいだったろうか、新千里西町の書店ではいつも立ち読みをしていた。
新千里東町の近隣センターにも下野書房という本屋があったのだが、
その下野さんはクラスメイトの女子でお父さんも知ってる。だからおいそれと立ち読みできなかった。
そこで西町に行ったのだった。
万博が終わった頃だったか。
そこで見た鉄道雑誌に大ループを山の上から俯瞰した写真があり、そこにたくさんの線路と小さなSLが居る写真があった。
今でもその風景は夢に出てくるのだ。
その写真の右側にはその炭礦鉄道らしきものが廃坑になって、なにもなくなった三角地帯の写真が並んでいた。
その写真を飽きることなく何回も何回も眺めていた。
当時はお小遣いもなく、買うことができなかったからだ。
本日購入した貝島炭礦という本に同じ場所の写真があり、その場所が福岡県の貝島炭礦だと初めて判ったのだ。
50年の謎が解けた瞬間だった。
一人で狂喜乱舞した。
この3冊の本があれば、一か月山小屋に籠っても退屈しないだろう。
南海の孤島でも平気だ。
例え1か月入院したとしても、逆に入院が楽しいだろう。
そんな3冊だ。
書泉グランデ、ブラボー!
この3冊を書泉グランデで買った。
旅と鉄道には六角精児や伊藤桃が写真とともに出ているのだった。
真ん中が件の貝島炭礦。
右が千里ニュータウン在住時代にお世話になった地下鉄御堂筋線が表紙の大阪メトロ特集だ。
これが小学生の頃に雑誌で見た風景。
50年間も夢に出てきて場所が判らなかった。
昨日、奇跡的に判ったのだ!!!!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます