SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

八高線、両毛線、水戸線 関東大周遊 その3

2016-12-02 | 鉄道・バス

小山駅の両毛線のホームは高架下ではあるが、改札まで100mほど離れた場所にあり、
別の私鉄の駅のような独立した風情だ。
例えば大袈裟に言えば昔の仙石線のような感じか。
かなり多くの人が乗り換える。
大学生ぐらいの人も降りるが、白鴎大学の学生さんだろう。
駅構内にはたくさんのお店があり、便利だ。
もう夕方に近いが、ようやくコンビニで昼食を買えた。
水戸線発車までは約1時間もある。
































水戸線で待っていたのはE501系交直両用通勤電車の5両編成。
それも第一編成だ。

デビュー時からしばらくはドレミファインバーターを鳴らして、
常磐線上野口に顔を出していた。
130km/h運転が可能でグリーン車もある広幅のE531系がデビューしてからE501系は
土浦以北のローカルと水戸線用に転用された。
今はインバーターもシーメンス製から東芝製に変更されて、ふつうの音になってしまった。
昔は水戸線も赤電が走っていた。










しかし感電しないんだよなあ。










水戸線のホームから見える白鷗大学。
キャンパスは小山の郊外にもある。











水戸線は両毛線と比べてずっとローカル色が強い。
電車は新しいが、ディーゼルが似合いそうなローカル線である。
なぜだか電化は早いのだが。

















下館駅。
ここは関東鉄道常総線と真岡鉄道に接続している。
写真でも左側に緑系の真岡鉄道と、右側に常総線のDCが見えている。
沿線で最も大きい駅。



















線路がいきなりくねっていたりする。










秋だなあ。










豆知識になるが、
小山駅だけ栃木県で、あとは茨城県だ。
また小山駅構内だけ直流であとは交流電化。
なので交直両用電車が必要だが、小山駅だけのためだ。
全線単線で高架区間は無い。
以前は両毛線で桐生まで直通する電車もあった。
昨年よりE531系も入線してる。
常磐線への近道で電化もされているので、以前より臨時電車も多く走っている。
真岡鉄道のSLが走ったこともあるし、貸し出しの際は小山へ回送されることもある。










だんだん夕方になって寂しくなってきたが、車内は逆に高校生でいっぱいだ。
元気な会話が飛び交って楽しい。
こういう高校生を見ると元気が出る。










その他に水戸線は鉄道ファンが多かったのに驚く。
両毛線は私以外には大学生ぐらいの若者が1名だったが、
水戸線はその同じ若者の他に年配者が4名で、私以外に5名居た。
なんで水戸線に5名も居たのかな??










犬がのんびり線路を横切っていた。
警笛を鳴らしブレーキをかける。
犬は大丈夫だった。










友部に到着すると多くの高校生は水戸方面のホームに(到着ホームと同じ。)、
若干は土浦方面のホームへ。









接続良く上野行き普通が来る。
勝手知ったる常磐線だが、E531系はスピードが速く、かなりの速度で土浦方面へ向かう。









石岡の海側は元はあの関東鉄道鉾田線のあった場所。
今はロータリーになっている。
寂しいけど。
元の姿が想像できないぐらい綺麗に整備されていた。











常磐線でも最も寂しい部類の高浜駅。
霞ヶ浦が近いのだ。











土浦駅。

ここで後部へ5輌の増結。
停車は10分。
おまけに連結時か、車内灯も消えて非常灯しか点らずに暗い。
京急とは雲泥の差だ。
なんで暗くなるのだろう?










取手駅にて。
常磐線120周年記念の快速電車。
こちらが先に発車。












常磐線から京浜東北線に乗り換えて、フィニッシュは大井町。
鈍行だけで、総距離は400キロ弱であった。
結構乗れるもんだ。


次はどこに行こうかな。
ローカル線の旅、鈍行の旅、クロスシートの旅は楽しい。
食料だけは早めに準備しておこうっと。



(おわり)













SONY α7Ⅱ、FE 3.5-5.6/28-70mm、AF4.5-5.6/75-300mm(LA-EA4経由)、50mm/F1.4




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八高線、両毛線、水戸線 関東大周遊 その2

2016-12-01 | 鉄道・バス

八高線の旅は終わりに近づく。
関東平野に出ると広いからか、光パネルなども多い。






















いよいよ高崎駅。

そういえば、高崎には到着前から広大な貨物ヤードや、留置線が続き、
駅近くにもいろいろな電車が停まり、さらに新前橋まで行くと電車の基地がある。
交通の要衝という感じがすごくする。
大宮駅などのイメージにも近い。

115系もふつうに居る。








リゾートエクスプレスゆうは勝田電車区所属で主に常磐線で使われるジョイフルトレイン。











八高線も終点。
ここで折り返していく。
また乗りたいな。











高崎に到着したら、両毛線の時刻を見ると、小山まで直通する電車は1時間も先だ。
前橋まで行く高崎線があるので、乗ることにする。
これは10両編成のグリーン車付きだ。
新前橋からは上越線と分岐して両毛線になって前橋まで高架で行くのだが、単線だ。
10両編成で高架で単線。
両毛線を通して乗車するのだが、小山まで直通するのは1時間に1本。
どうやら高崎から伊勢崎が重要区間。











前橋駅は県都だが、高架で何も無い駅。
昼食がまだだから、売店を探すがなんと無い。
新しい駅なのでスタンドや立ち食いそばも無い。
要するに新しいトイレしかないのだ。
これなら、高崎駅で待ちながら、立ち食いそばを食べて、115系のかぼちゃ電車を待っていればよかった。
それに高架で、上州だからか風が強く寒い!!!
私が寒いんだから相当寒いのだ。









次に来たのは伊勢崎行き。
たった3駅先までしかいかない。
社内には南米の女性が多数乗っていて楽しそうに会話していた。
桐生だか伊勢崎だか忘れたが住民の30%が外人だとも聞いた覚えがある。
内陸工場の工員さんが多いと聞く。もしくは、その奥さん。










複線区間は:岩舟駅 - 佐野駅間、駒形駅 - 前橋駅間
写真は駒形駅の手前。
直線で複線。
107系の速度は95km/hぐらいでずっと走る。
かなり速い。
ちなみに107系は、急行の165系の部品を多用して作られた電車。









おお。












もうすぐ伊勢崎駅。










この電車の終点の伊勢崎駅も真新しい高架駅。
ここは東武伊勢崎線と仲良く並ぶ。
ところがやはり売店もスタンドも無い。
また昼食はお預け。
結局、こうなると小山まで無理そうだ。
群馬県・栃木県は余裕があるのか、高架駅が多いのだが、注意が必要だ。





























お隣の東武伊勢崎線終点。
改札を出ないと行き来はできない。










2013年(平成25年)10月19日に完成している。










高校生がたくさん乗っていた。
高架の東武伊勢崎を見たのは初めてだった。










私が次に乗ったのは211系の4両編成。


両毛線は高校生の通学利用が多いが、社内に大学生の姿もチラホラ見える。
小山に白鴎大学という大学があるので、そこの生徒さんだろう。
実は両毛線は乗車人員が伸びているようだが、大学生の増加も寄与しているだろう。
沿線には家屋が意外に多く、やはり古くから栄えた地区といえるだろう。
勿論、田畑も多いのだが。










両毛線の車両は107系、211系が主流だが、かぼちゃ電車の115系も見た。
趣味的には地味な線かもしれないが、生活感のあるしっかりした路線であった。
なにせ、伊藤桃さんがJR完乗で最初に乗った記念すべき線だ。
本を読んだ直後なので感慨深い。












栃木駅では再び東武と並ぶ。
東武は日光線の栃木駅。
やはり新しい高架駅だ。
栃木県はクルマ大国だから、駅周辺の踏切を無くしたいのかな。
それでも余裕が無いとこんなにあちこち高架化できない。
北関東はすごいな。





(つづく)














SONY α7Ⅱ、FE 3.5-5.6/28-70mm、AF4.5-5.6/75-300mm(LA-EA4経由)、50mm/F1.4




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