例年だと正月周辺はスキー場で過ごしているが、今年はあまり遠出も外出もしていない。
というのも、長男も次男も受験直前だから。
インフルエンザも流行っていて、なるべく人混みには行きたくない。
結果、大人しくしている。
昨年は25年振りにインフルエンザになってしまったのだ。
実績ありということで、部屋の中もクレベリンの香りがする。
でもさすがにずっと家に居るのも退屈だ。
今日は新しくなった東京メトロ銀座線の渋谷駅に行った。
ヒカリエ側の入り口から入った。
東横線から近い!便利!!
新しい駅はホームが広々としていてきれい。
すごい人の数。
みんなスマホで写真を撮っている。もうお祭り騒ぎ。
JR側の逆方面の改札は突然、ホームに改札機が並ぶ。
JRへの連絡通路はまだ仮の状態。
そもそもスクランブルスクエアの中央棟と西棟はこれから作るのだから。
ただし、改札のすぐ隣にはスクランブルスクエア東棟が口を開けて、客を飲みこんでいる。
新しい銀座線はヒカリエとスクランブルスクエアに囲まれて、まったくもって東急電鉄の駅のようだ。
東急が新しい路線を手に入れたのだと言っても過言ではない。
まあ、鉄道ファンなら知っているが、そもそも銀座線の渋谷ー新橋間は東京高速鉄道が作った路線で、
この東京高速鉄道は昭和13年に全通しているが目黒蒲田電鉄の関連会社、すなわち後の東急が作った路線だ。
その後、浅草ー新橋間の東京地下鉄道と相互乗り入れを開始し、昭和16年に営団として合併させられたのだ。
世界大戦の頃の話だ。
だから、今でも銀座線の半分は東急電鉄の遺伝子が残ってるのである。
鉄道会社の遺伝子はかなり長期間残るのだ。
私鉄の創始者や中興の祖の強い遺伝子は、小林一三、五島慶太・昇、堤家、根津一族、佐伯勇・・・のように
今でもその名が強烈に存在しているのだ。
渋谷の再開発が100年に一度の大開発だと言っても、鉄道会社では一区切りということだ。
新しい路線を作ろうと計画してから30年も40年もかかるのが普通なのだから。
家に帰ったら綿密に手洗いとうがいをした私であった。すごい人の数だっから。
東横線から銀座線の案内があるのだが、それはヒカリエを目指している。
ヒカリエの1階に上がっていくエスカレーターに乗る。
地上で出てヒカリエの隣が新しい銀座線の入り口だ。
ほとんど傘は不要。
東横線からはひじょうに便利。
ヒカリエの駅みたい。
エスカレーターを上がるとホーム。
幅が12mあって広い。
降車と乗車が同じホームなのは楽だ。
人がはけた瞬間に撮った。
実はものすごい人の数。
使いにくかった前の渋谷駅とは乗降客数はまったく違うだろう。
今までは多くの乗客は表参道で半蔵門線に乗り換えていた。
この引き上げ線は線路の位置をずらしてそのまま残る。
この先のマークシティーの3階には渋谷車庫があり、9編成が収納できるのだ。
以前は、渋谷駅に到着した電車は必ず渋谷車庫まで回送していたが、今回は
回送はしない。
ただし、車庫に入る列車だけ回送する。
特に終電とかだ。
旧渋谷駅を撮影する人々。
写真の東急百貨店は撤去される。
建物の左側のあたりにはスクランブルスクエア西棟が建つ。
改札を出て、外側から駅を見る。
まだ工事中であることがわかる。
ホームにはまだホームドアも無い。
というのも、ホームドアはコンクリートが完全に乾かないと作れないのだ。
渋谷駅の東口には書店が0軒になってしまっていた。
このたび、スクランブルスクエアの11階に「TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷スクランブルスクエア」が入った。
ここは地理系の品揃えとなっている。
日本各地、世界各地、地形や地勢、乗り物、旅行などの専門的な品揃えなのだ。
一般的な書店とは異なる。
でも交通系も充実しているので、既に3回行った。
これからも足繁く通うだろう。
今日は「秘島図鑑」を買った。
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)