黒澤明のこの映画を初めて見たのは中学3年の時に学校での映写会だったと思う。
担任で美術担当のO先生が映写技師の資格を持っていて、当時「教育映画」しか上映しない当局に対し「町で上映している映画」を見せて欲しいなどと「ぶ~ぶ~」言った結果だったと記憶している。
今から思うに、なんとも民主的だった。
なおこのO先生は、学生時代に東宝の撮影所で「妖星ゴラス」の撮影をアルバイトで手伝ったとか、
後のSFマニア人生に多少なりとも影響を与えた「渚にて」を紹介してもらったりとか、お世話になりました。
さて、天気曇り時々晴れで、遠方よりの友人を加え三人でツーリングに出かけた。
前は1000CCのヤマハ、後ろは650CCのスズキのビッグ・スクータに挟まれて、韮崎→精進湖→鳴沢→富士吉田→忍野→帰着というルート。
650のスズキの走る姿は白バイそのもの、ライダーは根性曲がりの国家権力的手先的官憲みたな風体、身内で良かった。
下は精進湖と鳴沢-道の駅。
そしてお昼の「吉田のうどん」
これは安くて旨い。でも名古屋の味噌煮込みの方が好き。
こちらは富士吉田の「浅間神社」、静岡出身なので富士宮や静岡の久能山とかでなじみのある神社名ながらここのは凄い。
大きくてうっそうとした杉林に囲まれて「霊峰富士」とか「富士講」などという雰囲気が良く似合う。,
最後は「忍野八海」。
これは同じ富士を水源とする湧き水で観光地に付き物の土産屋と和風ファーストフードを商う店が連なって、同じコンセプトの観光地「柿田川湧水」に押し出しで勝ち。
,
左側は虹鱒のでっかいの、右側は良く見ると鯉ではなくてマスの白子みたいなのだが、数が多いので雑種として定着したものか。