「アラバマ物語」 、先日BSで何度目かを見た。
グレゴリー・ペックがアカデミー主演男優賞を採った作品とのことながら、娘「スカウト」役の子役の方がよほどに光っていたと思う。
グレゴリー・ペックはアメリカの正義を一人で背負う様な役柄が多いので、「白鯨」のエイハブ船長以外はハズレが無くて問題は無い。
こ映画では、やはり子役と最後に登場する若きロバート・デュバルが良い。
ロバート・デュバルと言えば「ゴッド・ファーザ」でマイケルの友人の弁護士やら、 「ディープ・インパクト」の老宇宙飛行士でお馴染みだが、個人的には「トワイライト・ゾーン」のエピソード「人形の家」の好演を再発見し余計に好きになった。 まぁ「アラバマ物語」と同じで通常でない役柄ではあるが。
持論として、今モノクロで上映や放映される古い映画は「はずれ」が無い、と言うのがある。
なぜならば、なまじ色が付いていない分ストーリ展開や演技やその他映画の質で抜きん出ているため、と考えられるためで、このことは邦画でも当てはまっている。
暇があって見るべきものが無い時はモノクロ作品を選ぶのが間違い無いと思う。