権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「ゴジラ」

2014-06-20 23:14:22 | 映画

映画は映画館で観る物、今日はこのことを実感した。
昭和29年公開の東宝「ゴジラ」、過去何回もTV放映やらビデオテープそしてDVDで見たにも関わらず新鮮な感動を覚えた。

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YouTube: ゴジラ

伊福部昭の音楽が映画館で聞くとても新鮮、そしてシナリオが良く出来ていて、これはモンスター映画では無く立派な文明批判の内容となっている。
映画全編に造り手の熱意がみなぎっていて、昨今の手抜き邦画など足元にも及ばない。
これを劇場に掛けた仕掛け人は本当の映画好きだと思う。
(実際の所は来月公開のハリウッド新作の前座程度に考えたかもしれないが)
画面は昔のTVサイズ(35mmの画面、横長のシネスコになるのはもう少し後)で、映画館ではどうかと思ったが、そんなことは全然無い、料金以上に面白かった。
なお、ゴジラ映画はこの後もこれを超える物が無かったのが残念、実は1983年に登場した「ゴジラ」が超える唯一のチャンスだったが、造り手のいい加減さが原因だと思うがとても酷い内容だった。
この映画、今日が上映最後の日、見ておいて良かった。

そうそう、ハリウッドの新作GOGZILLAがこれを超えていてくれれば良いが。

コメント
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