最高に面白い’ナチ物おバカSF大作映画'「アイアン・スカイ」、こういう映画は罪が無くて人間の愚かさにげらげら笑ってしまう。
おまけに画面造りが結構精巧な大作、なのでこんな荒唐無稽な’おバカ映画’に大金つぎ込む粋なところも好感が持てる。
なおこの映画は米国以外の西欧諸国の合作なので、知っている俳優はいない。
〔内容〕
2018年、再選を目指すアメリカ大統領の人気取り政策によって月面へと送り込まれた黒人モデルのワシントン。
しかし彼がそこで見たものは、月へと逃亡したナチスの残党によって築かれた第四帝国の秘密基地だった。彼らは着々と軍備を増強し、地球侵略の機会を窺っていた。そんな彼らに捕らえられ、月面ナチス軍のガイド役を務めさせられるワシントンだったが…。
何かのパロディが混じっているとは思うがはっきりとは分からない、しかしこの監督の前作「スターレック 皇帝の侵略」とこの続編「アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲」は是非観たい。
映画『アイアン・スカイ』予告編
本格的なコメディ映画は大好き、かつては「メル・ブルックス」のパロディ映画、007パロディ満載の「ピンク・パンサー」シリーズや「フライング・ハイ」シリーズとか、最近は残念ながらあまりお目に掛からない。
そして久々に本格的なのにお目に掛かった。