オーストリアの地味なサスペンスドラマ、でも地味に面白かった。
そもそもオーストリアの映画なんてこれまで見たことも無いし、知ってる役者もいない、物語はタイトルのごとく次々に明かされていくが、犯人は最後まで分からない造りになってるんで、最後の最後まで楽しめた。
〔内容〕
オーストリアの山岳地帯の小さな村で権力者の娘が遺体となって発見された。
警官のハネスは事故として処理しようとしたが、都会からやってきた刑事ハインリッヒは殺人事件として捜査をする。
主人公の警察官ハネス(ムックというのがファーストネームか?)が何とも善人で村人からも愛されているのだが、都会から派遣された刑事が土足でズタボロに村人の人間関係を壊して廻るため次第に村人たちから恨まれる様になる。それと善人らしくじたばたする様が見ていて結構癒されるのとドイツ語は結構耳に心地良い。
なおこの映画、いつも頼りにしている「全洋画オンライン」に収録されていない位だからよほどにマイナーなんだろうと思う。(お手本のIMdbには載っていた)
今回はアマゾンで視聴したが、こんなのがたまに名画座に掛かることがある。