権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「弁護士ビル・マクブライド:GOLIATH」

2023-09-12 17:43:09 | テレビ番組

こちらもなかなか面白い、「弁護士ビル・マクブライド」。
シーズン1は一気観してしまった、この邦題よりは原題の「ゴリアテ」の方がはまっていると思う。
この落ちぶれた弁護士が巨大企業相手の訴訟で勝つ、というのは米国弁護士物の定番みたいで、知る限り「評決」、「レイン・メーカー」等々。(他にもあるかもしれない)
そしてこういう物語の巨大企業には大きな法律事務所が付いていて、そして主任弁護士は大物俳優が演じるのがご常道。
今回のシリーズ1では”ウィリアム・ハート”、いつもは善人を演じているこの人の怪物悪役ぶりは凄い、そして正義の味方は”ビリー・ボブ・ソーントン”、このひとはわき役でちょこちょこ見ている人で何となく悪役が多かった様な気もする。
と言うことで、善人役と悪人役が入れ替わったようなこのシリーズはそれだけでも結構面白い。

「シーズン1」
 軍需企業の社員が自殺を図るが、その死を不審に感じた遺族が訴訟を起こす。その代理人になったのがかつては敏腕で鳴らしたビル・マクブライド、今では落ちぶれていて妙な縁でこの訴訟を受けることになる。
かつての仲間(怪しげな連中)を集めてチームを結成し、訴訟対応を始めるが、訴訟の相手の代理人はかつての設立メンバーである大法律事務所。
証人の死亡とか自身に身の危険が及ぶとかの怪しげな事象が頻発するも徐々に事件の核心に迫って行く。

「シーズン2」
ビル・マクブライドの友人の子供が殺人で拘留される、その弁護をなんやかやの事情を経て受けることになったビルは事件を調査することになる。かつてのメンバーを集めて調査活動を進める内に南米の麻薬カルテルとロサンゼル市の幹部との闇に迫る羽目に陥る。
例のごとく周囲で奇妙な殺人事件が頻発し弁護活動は難儀を極めることとなった。
このシーズン2は、南米の麻薬カルテルと単身で大立ち回りを演じるものだが、動機が最後まで理解できないのと少々の無理を感じて面白いとは思わなかった。
これで終わりかと思ったら、さらにシーズン3があった。

「シーズン3」
カルフォルニアの農場の水利権をめぐる事件に巻き込まれる話(見始めたばかり)

このシリーズはかつてハマった「バーン・ノーティス」と印象が妙にかぶる。
主人公がともに悪役俳優(ジェフリー・ドノバン)であることや、首になった辛い立場のスパイと落ちぶれた弁護士、それと昔馴染みの仲間が集まって(権力を持つ)悪い奴らに対峙する等々。
なおこの落ちぶれた弁護士を表現するのに「酒浸り」と「愛煙家」であること、”タバコ”を止められないというのは何となく理解できる。(禁煙に成功した人間が持つ人生における極小さなアドバンテージ)
とりわけこのシリーズ「弁護士~」では2016年に配信されたシリーズにもかかわらずに、喫煙シーンが異様に多い。
GOLIATH Season 1 TRAILER (2016) New Amazon Series

コメント
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