先月カスピ海ヨーグルトの新しい種菌で作ってみたらうまく固まらない、これまでの世代を重ねてきた種ヨーグルトでは上手くいってたのに。
カー用冷蔵庫/温蔵庫で問題無く出来ていたが、どうも温度が高すぎるのではと疑って調べてみたら最大53℃まで上がることが判明。
カスピ海ヨーグルトは30℃くらいが最適らしいので少し高すぎてひょっとしたら菌が温度でやられてたかも知れない。
そこでタイマーを使って15分ON/45分OFFで試してみたらうまい事固まった。
この温蔵庫はペルチエ素子による熱吸収/発熱を利用したもので結構安価に入手できる、ヨーグルトメーカとしての利用はここ2年くらいで、結構な実績を積んできたつもりだった。
(これまで上手く固まってきたのはたまたま熱に強い菌が残っていただけかも知れない、こういう成功体験は時として判断を誤る原因になる、今回も冷凍していた種ヨーグルトとか冷蔵していた種菌:2020年末の消費期限とかを全部捨てた、そして購入したばかりの種菌も無駄にした、と言う様にここに至るまでかなりジタバタしている。)
最初のグラフが通電20分位で最高温度(53℃)に達しこの機器自身の温度制御で維持されている様子、次のはタイマーを使って15分ON/45分OFFにした時の庫内温度の様子。
これでもカスピ海ヨーグルトには高すぎる様だが、うまい事行っているので良しとしようかと。
温度計は350円/個の安価で5%位の誤差の粗悪品、タイマーは15分刻みでON/OFFを制御できる優れものでこれは1000円位、そして冷温蔵庫は約8000円。
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