久々に映画を見た、と言ってもBS放送の映画で「逃亡者」、何回か見ていたのとハリソン・フォード主演ということで’どうでも良いか気分’で最後まで見た。
ところが、これが面白くって、結局、トミー・リー・ジョーンズ(缶コーヒCMの宇宙人ジョーンズ)の魅力で引付られてしまった様だ。
逃亡者といえばかつてのTVシリーズで圧倒的な人気(伝説的ともいえる)を誇ったシリーズで、そんな往年のシリーズの雰囲気は微塵もないが一応サスペンスとして楽しめる作品にはなっている。
〔内容〕
シカゴの高名な外科医リチャード・キンブル。彼は、ある夜帰宅すると、家から逃げ出す片腕の男を目撃、邸内では妻が瀕死の状態で倒れていた。そして間もなく彼女は息を引き取り、キンブルはその容疑者として逮捕されてしまう。無実を訴えるも虚しく死刑判決を受け、刑務所へと移送されるキンブル。しかし、その道中で護送車が列車と衝突し、九死に一生を得たキンブルは逃亡しながら片腕の男を探し求めていく。一方、その事故現場からの脱走者がいることを知った連邦保安官補のサミュエル・ジェラードは、さっそく追跡を開始する。こうして、ジェラードに幾度となく追いつめられるも何とかその窮地を潜り抜けたキンブルは、やがて片腕の男を突き止め、さらに意外な人物がその黒幕であることを知るのだが…。
最後の15分位のドクター同士の格闘劇はドタバタでしかない、もう少しスマートな展開を望むがハリソン・フォード主演ではしょうもない。
全3話位にして、TVシリーズの様なヒューマン・ドラマを主体に執拗なジェラード警部の追跡を絡ませて、主演は少し渋い役者、そんなリメークを望みたいが。
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