先日観た「刑事コロンボ:初夜に消えた花嫁」、オープニングで「エド・マクベイン」の名前を観た時にもしやと思ったら、まんま「87分署シリーズ」のエピソードだった。
結論からいうと、チームプレイで犯人を絞ったり親族が被害者になったり最後にドンパチするのは「コロンボ」の作風としては反対、でも面白かった。
制作側もマンネリ打破ということも兼ねてかネタ切れなのか知らないが、長いシリーズではこんなのも有りだろうとも思うが、やはりコロンボが追い詰めるのは異常者では無く知能犯かつ成功者やセレブで無ければ。
〔内容〕
コロンボの甥(おい)で刑事でもあるアンディが人気モデルと結婚。だが式の夜、ホテルの部屋から花嫁が失踪する。部屋にはドレスが残され、麻酔薬のしみこんだ綿が発見された。アンディはすぐにコロンボを呼び、誘拐事件として捜査を開始。犯人はアンディに恨みを持つ人物か、それとも営利目的か?コロンボはパーティーの写真に写っている人をしらみつぶしにあたり始める。
実はエド・マクベインは「87分署シリーズ」を1冊位しか読んだことが無い、それも動機は黒澤明の「天国と地獄」の原作(キングの身代金)ということで。でもそれほどハマることは無かったから自分には合わなかったろうと思う。
なお「ピータ・フォーク」の出演作で「おかしなおかしなおかしな世界」という古典的な喜劇大作があって追々また観ようかと。(昔のLDをキャプチャーした奴なんで何等かの処理が必要)
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いろいろと書きましたが結構面白かったです。
犯人が視聴者にわかっている状況から始まりますが、正体のわからない犯人を刑事たちが追い詰めていく、というのは
後にも先にもこの回だけでしたよね。原作小説があるのだと後で知って、なるほど、と思いました。
新鮮でおもしろかったですが、やっぱりいつものスタイルの方がいいですね(^o^)
やはりチームプレイはコロンボには似合いません。
映画の傾向が私とは異なる様ですが自分の趣向とことなる方向でビックリする様な感動をもらうことが良くあります。
またお邪魔させて頂きます。